「図形構成」は、とある形が、いくつかのどのような形で構成しているかを学習するために編集された教材です。
多くの有名私立・国立小学校のペーパー課題で頻出する単元のひとつです。
「図形構成」では、例えば次のような問題があります。
2つの形を組み合わせて三角形を作る問題です。
教材の中では、三角形以外にも正方形、長方形、ひし形、円、平行四辺形など様々な形の組み合わせを考えていきます。
こちらは、いくつかの形を組み合わせていろいろな形を作る問題です。
それぞれの形がいろいろな向きに回転していたり、模様が入っていたりすると、複雑になり、どれがどうなっているのかわかりにくい形もあります。
その場合はペーパー上だけで考えるのではなく、厚紙や折り紙などで同じ形を作ってみて、組み合わせてみましょう。
図形の問題は、未就学のお子さまには非常に難しい問題です。受験レベルの応用問題になると、大人でも迷ってしまうことがあるのではないかと思います。
一朝一夕で解けるようになる単元ではないため、ペーパーばかり何枚もやっても、この分野の問題を自然に解けるようになることはありません。
いきなりプリントをやって、スラスラと解くことができるお子さまはごく稀です。
やはり、小さな頃から図形パズルなどで遊び、図形に親しんでいる子でないと、なかなか難しいと思います。
年少さんや年中さんの時期にしっかりパズル遊びをやっておいた方がよいでしょう。
パズル遊びには「ピクチャーパズル」、「三角パズル」、「タングラム」、「マジックブロック」、「プレートパズル」などいろいろなものがあると思います。
お子さまと実際に手を動かし、完成の形をイメージしながらパズルに取り組んでいくと、図形の感覚が少しずつ身についていくでしょう。
そうするとペーパーの問題でも、基本形がわかれば、形が変わったり、構成する図形の数が増えたり、形が回転していても対応できるようになります。
この「図形構成」の教材では、基礎的な問題から小学校受験の入試レベルの応用問題までを多数収録しています。
ぜひ、ご家庭で取り組んでみてください。
図形構成の基礎として、のびラボでは、「さんかくパズル」のオリジナル問題も取り扱っています。
合わせて、ぜひご活用ください。