多い・少ない、大きい・小さい、長い・短いなどの空間を把握する力は、とくに小学校受験をするお子さんは身につけておくことが不可欠です。
その中においてこの教材は、「高さ」を比較する単元です。しっかり練習していろいろな高さについて学習しましょう。
まずは、例題を見ていきましょう。
問題例1は5人並んでいる子どもの背の高さの比較です。
問題をしっかり聞いて、「高いほうから○番目」「低いほうから△番目」をまちがわないように印をつけながら数えてください。
では、次の問題を見てみましょう。
問題例2と3は、高さは同じですが、土台の高さがバラバラです。
いちばん高い木(人)は、土台がいちばん低いものです。反対にいちばん低い木(人)は土台がいちばん高いものです。
大人にはなんなくわかることですが、わからなくてとまどってしまうお子さんはたくさんいます。
これは空間認識の問題です。
ペーパーでの問題を解く前に、普段の生活のなかで、身のまわりにあるものの「高さ」を「くらべっこ」して、しっかり遊んでください。
そうすることで「空間の力」を伸ばすことができ、問題の理解もできてくるでしょう。
後半になってくると、かなり難易度の高い発展問題も含まれています。
小学校受験をされるご家庭では、練習だと思ってチャレンジしてみて頂ければと思います。