「つるのおんがえし」日本の昔話
絶対に見てはいけない!と言われると見たくなるし、絶対に開けてはいけない!と言われると開けたくなるのが人間の心理。
罠にかかった鶴を助け、その鶴が人間へと姿を変えて恩を返すという物語は日本の各地に伝わっています。昔話として一般的に伝わっている「鶴の恩返し」には老夫婦が登場しますが、原作といわれる物語では若い男女の話として描かれています。
のびラボチャンネルの「つるのおんがえし」では、男が助けた鶴が若い女の姿になって、恩を返しにやってきます。
やがて、二人は結婚し、女は男への恩返しを続けます。
しかし…最後には悲しい別れが訪れるのです。
見てはいけないものを見てしまった。
後悔してもしきれない思いは、誰にでもありますよね。
好奇心とは、人間誰しもが持つ感情です。でも、約束は約束。
のびラボチャンネルの「つるのおんがえし」を読んで、もう一度、約束を守ることの大切さを思い出していただけたらと思います。
大事な人を失うことよりも悲しいことはないですよね。