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「つるのおんがえし」日本の昔話

絶対に見てはいけない!と言われると見たくなるし、絶対に開けてはいけない!と言われると開けたくなるのが人間の心理。

罠にかかった鶴を助け、その鶴が人間へと姿を変えて恩を返すという物語は日本の各地に伝わっています。昔話として一般的に伝わっている「鶴の恩返し」には老夫婦が登場しますが、原作といわれる物語では若い男女の話として描かれています。

のびラボチャンネルの「つるのおんがえし」では、男が助けた鶴が若い女の姿になって、恩を返しにやってきます。
やがて、二人は結婚し、女は男への恩返しを続けます。
しかし…最後には悲しい別れが訪れるのです。

見てはいけないものを見てしまった。
後悔してもしきれない思いは、誰にでもありますよね。

好奇心とは、人間誰しもが持つ感情です。でも、約束は約束。
のびラボチャンネルの「つるのおんがえし」を読んで、もう一度、約束を守ることの大切さを思い出していただけたらと思います。
大事な人を失うことよりも悲しいことはないですよね。

「つるのおんがえし」のあらすじ・ポイント

  • 【主な登場人物】
    若者(主人公)、鶴、若い娘
  • あるところに、貧しい暮らしをする若い男がいた。ある雪の日、若者は罠にかかって動けなくなっている一羽の鶴を見つけた。若者は鶴をかわいそうに思い、逃してやった
  • その後の晩、若者の住む家に若い娘が訪ねてきて、一晩泊めてくれと言うので快く泊めてやった。娘はよく働くので、若者の家にしばらく一緒に暮らしていた。
  • 娘はある日、若者に「布を織りたい」と言いだしたが、その姿は絶対に見ないでほしいと頼む。そう約束して、障子を隔てた向こうの部屋でトントンと折り始めた。そうして娘が三日三晩かけて作った反物はたいそう美しく、街へ持っていくと非常に高く売れた。
  • 若者に頼まれた娘はもう一度布を折り始めたが、若者は好奇心からつい、娘の部屋をのぞいてしまった。そこには娘ではなく一羽の鶴が、自分の体から羽を抜いて布を織っている姿があった。
  • 若者に気がついた鶴は娘の姿になり、「自分はあのとき助けてもらった鶴であり、恩返しにやって来た」という。しかし、正体を知られた以上はもうここにはいられないといい、再び鶴の姿に戻ると、悲しげに飛び去っていった

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※ストーリーは一般的に知られているものを元に、のびラボでの編集を加え作成しています。

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