「いなばのしろうさぎ」日本の神話
日本に伝わる神話のひとつ「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」は、大国主という神様の国作りにまつわる話の一部分で、『古事記』などに記されてきました。
いじわるな神様たちの荷物を背負わされ、自分も辛い状況にあるにもかかわらず、困っている兎を助けてあげた、大国主。八神姫は、その大国主の「優しさ」を信じて結婚を決めます。
いつの時代でも、人の心に響くのは「優しさ」なんですね。
国の成り立ちや歴史にも大きく関わっているとされる神話は、私たちの生きている世界の始まりについて考えるきっかけになるのではないでしょうか。