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「かぐやひめ」日本のおとぎ話

「竹取物語」は、平安時代前期に成立した日本の物語です。
ある日、竹取の翁というおじいさんが竹を切っていると、一本の木がまぶしく光っていました。
その竹を切ってみると、中からかわいい女の子がでてきました。
女の子は「かぐやひめ」と名前をつけてもらい、おじいさんとおばあさんに大切に育てられました。
美しく成長した「かぐやひめ」をめぐって、さまざまなことが起こることになります。
ぜひ、絵本の世界でお楽しみください。
また、月に帰っていく「かぐやひめ」を見送るラストシーンは、今回の「竹取物語」の一番の見どころです!

「かぐやひめ」のあらすじ・ポイント

  • 〈主な登場人物〉
    かぐや姫、おじいさん(竹取の翁)、おばあさん、5人の求婚者、帝、月からの使い
  • 竹を切る仕事をしているおじいさんはある日、光っている竹を見つけ、切ってみると中に小さな女の子がいた。おじいさんは女の子を連れて帰り、「かぐや姫」と名付けると、おばあさんと一緒に大切に育てることにした。
  • かぐや姫は美しく育ち街の評判となり、都から5人の男たちがやってきて求婚した。乗り気でない姫は、5人にそれぞれ持ってきてほしい宝物を言い、約束通り持ってきた者と結婚すると伝えた。それは難しいものばかりだったが、5人の男たちはそれぞれ宝物を探しに向かった。
  • 石作皇子(いしづくりのみこ)は、インドにあるという「仏の御石の鉢」を持ってくるよう言われた。インドには行かず山寺にある古い鉢を持ってきたが、姫に偽物と見破られた。
  • 車持皇子(くらもちのみこ)は、「蓬莱の玉の枝」という真珠のなる金の枝を持ってくるよう言われた。職人に作らせて持ってきたが、報酬を請求する職人が現れて偽物とばれてしまった。
  • 右大臣阿倍御主人(うだいじん あべのみうし)は、火に入れても燃えないという「火鼠のかわごろも」を持ってくるよう言われた。唐の商人から購入して持ってきたが、姫が火にくべると燃えてしまい偽物とわかった。
  • 大納言大伴御行(だいなごん おおとものみゆき)は、「龍の首の珠」を持ってくるよう言われた。船に乗り捜索中、嵐に遭い失敗、さらに病気を患ってしまった。
  • 中納言石上麻呂(ちゅうなごん いそのかみのまろ)は、「燕の産んだ子安貝」を持ってくるよう言われた。捜索中、屋根から落ちて大怪我をしたうえ、手に入れたものはツバメの糞であった。
  • 一連の噂を聞いた帝は、姫に官位をやるので差し出せとおじいさんに伝えた。おじいさんは喜ぶも姫は一向に取り合わない。
    そうして月日が経ったころ、かぐや姫は月を見て涙を流すようになった。聞けば、「自分はこの国の人ではなく、月の世界から来た。次の十五夜に帰らなければならない」という。
  • とうとう十五夜の日になった。帝の兵士たちが屋敷を取り囲み、姫は閉じ込められていたが、光とともに月の民が現れると、なぜかみんな戦意がわかず、なすすべがなかった。かぐや姫は月のくるまに乗り、月へと帰っていった。

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※ストーリーは一般的に知られているものを元に、のびラボでの編集を加え作成しています。

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