「ヘンゼルとグレーテル」グリム童話
むかしむかし、ある森のはずれに、まずしいきこりがヘンゼルとグレーテルというこどもといっしょにくらしていました。まずしい日々が続いたある日、とうとう、明日食べるものもなくなってしまいます。ヘンゼルとグレーテルのことが大嫌いなお母さんは、2人を森の中におきざりにします。
1回目は賢いヘンゼルのおかげで家に戻ることができましたが、2回目におきざりにされたのは、森のずっとずっと奥で、2人は家に戻ることができませんでした。
さまよい続けていると、2人の目の前に、全部おかしでできた家があらわれます。夢中でおかしを食べる2人。しかし、そのおかしの家はおそろしい魔女の家だったのです。
魔女につかまってしまった2人。さて、どうやって魔女の家からにげ出すのでしょうか。結末はハッピーエンドです。
安心して、お話をお楽しみください。